①コンビニ経営をどこまでやるか決めましょう、作戦を立てる準備をします

ちゅんちゃりのブログにお越しくださってありがとうございます。

 

今回は「コンビニ経営をどこまでやるか決めましょう、作戦を立てる準備をします。」

というタイトルで書きたいと思います。

 

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コンビニ経営の目標を決めましょう!

 

コンビニを始める事を決心したら、まず最初にやるべきなのはコンビニをどこまでの範囲でやるか、を決めなければいけません。

 

それには将来どうなりたいかを決める事も必要になります。

 

コンビニ経営にはいくつかのパターンがあります。そのどれが自分のやりたい事なのかをはっきり決めてください。

 

①1店のみをずっと共同経営者と経営をする。

②2店を自分と共同経営者で1店ずつ経営する。

③3店を自分、共同経営者、雇用店長とで経営する。

④4店以上を雇用店長を増やしながら経営する。

⑤コンビニ経営を足掛かりにいつか他のビジネスをする。

 

まだ細かく分ければいくつもありますが、だいたいこのパターンに当てはまります。

まずはこの中から目指す所を決めましょう。

 

各パターンのメリットとデメリット

 

この各パターンにはそれぞれメリットとデメリットがあります。

※以下のデメリットに関しては、売り上げが高い店舗の場合はカバーできる可能性があります。売り上げによって使える経費に差がある為です。また、加盟するチェーンによっても差が出ます。

 

①1店のみをずっと共同経営者と経営をする。

 

メリット

・1店舗分の初期費用で開店する事ができる。

・1店にずっといるので地域に密着しやすい。

・シフトの大半に自分たちが入るので、スタッフの人数が少なくて済む。

・長時間働くスタッフが少なくて済むので、社会保障や残業代などの経費が安く済む。

・税務処理が比較的わかりやすいので税理士がいなくても対応できる。

 

デメリット

・競合店ができて売り上げが下がったときに対応が難しい。

・ずっとシフトに入っていなければいけない。

・スタッフが少ないため、上手く採用しないと欠員に対応できない。

 

②2店を自分と共同経営者で1店ずつ経営する。

 メリット

・競合ができた時に対応がしやすくなる。

・経費の振り分けができるようになる

(例えば日商の高い方に用度品を発注させて持っていくことで、もう1店の経費を軽くしたり、給与の分散や労働保険料などの分散も考えられます。)

・2店間でスタッフの助け合いが可能になる。

 

デメリット

・1店→2店では収入は思ったほど増えない。

(基本は自分か共同経営者が1店舗目から抜けてしまう為、1店舗目の人件費が上がり利益が減るので。)

・経費が倍になる。

・1店に集中するのが難しくなる。

・スタッフのトラブルも多くなる。

 

③3店を自分、共同経営者、雇用店長とで経営する。

メリット

・3店目から安定して収入が増える。

・使える経費が増えるので経営が楽になってくる。

(人件費に投資すればスタッフが集めやすくなるし、自分がシフトから抜ける事もできる。廃棄に投資して店のボリュームを保つ事もできる。)

・このあたりから法人化も見えてくる。

 

デメリット

・雇用店長が退職した場合、大きな穴を埋めるのに大変苦労する。

・年末、年始、GWなどの対応策が必ず必要になる。

・スタッフ間の問題に気付きにくくなってくる。

・店舗間の移動に時間が取られる場合がある。

 

④4店以上を雇用店長を増やしながら経営する

メリット

・一定の店舗数を出すと、本部からフィーの軽減措置などが受けれるようになる場合があります。

・3店舗目で起きた事が店舗を増やすごとに増長されていきます。

デメリット

・3店舗目で起きた事が店舗を増やすごとに増長されていきます。

 

以上が全てではもちろんありませんが、実際に3店舗を経営してみて感じた事です。

余談ではありますが、人手不足は何店舗になっても解決はしません。

 

前職では数十店舗の規模の会社に勤めていましたが、人材不足はどれほど力を入れても解決できませんでした。常に募集をかけて、会社に新しい血を輸血し続けている感じでした。

 

どうして最初にコンビニを経営する範囲を決める必要があったのか?

 

これは最初に決めなければいけない明確な理由があるからです。

それは決めておかないとそこにたどり着く手段がわからなくなるからです。

 

私は複数店経営が目的でしたので、経営を始める際に最初にいろいろ調べました。

 

地域に出店予定の店舗はどれだけあるか、それがいつ出店予定なのか、そもそもこのチェーンは実力次第ですぐに複数店をやらしてもらえるのか、地域の時給はどれぐらいなのか(近隣のスーパー、居酒屋なども含めて)、 2店舗目はいくらで出店できるのか、有力なオーナーさんはいるか、などです。

 

そもそも2店舗目を希望しているのに、出店がないのでは話になりません。

また、2店舗やりたいのに資金が1店舗分しかないなら、用意する方法を考えなくてはいけません。

他にもたくさんの準備が必要になります。

最初に決めずに出店すると、いざチャンスが巡ってきた時に良い返事ができません。

そうなると条件の良い店舗は力のある加盟者さんへと話しが流れていきます。

 

そしてチャンスが生かせなかったばかりでなく、本部の開発担当からはまだあの加盟者さんは2店舗の管理をする力はないかもしれないな、準備がまだできてないかな、といった印象で見られてしまいます。

 

こいいった理由で経営の範囲を決める必要があります。

それが決まったら、次はそこへ向かう作戦を立てるだけです。

1店の経営でも自分と家族の生活と、スタッフの生活を守るためにどうするかの予測を立てておかなければいけません。

 

まとめ

 

今回の記事では

 

①経営の範囲と、目標を決める。

②それを実現する為に情報を集める、作戦を立てる準備を整える。

 

という記事を書きました。

実際1店舗目はオープンしてから1年で半径1㎞以内にセブン、ローソン、ミニストップ、激安スーパーが建ちました。たった1年で環境が激変したんです。

 

しかし、ちょうど1年で2店舗目を出せていたので、売り上げのダウンになんとか耐える事ができました。

 

どんな状況でも解決する方法や、耐える手段というのはあるものです。

ですが、それには日ごろの準備が不可欠になります。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。