これからコンビニ経営をお考えの方へ
コンビニ経営ってどんな感じ?
皆さんコンビニ経営についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
多くの方はあまりいいイメージを持っていらっしゃらないのではないでしょうか。
お店は常に人手不足でオーナーは長時間労働を強いられて疲れ切っている、
本部が利益の大半を持っていくので全然儲からない、本部の担当が発注や店舗の事に細かく口出ししてくるので自由がきかない、
近くに他チェーンの出店があったり、同じチェーンでさえドミナント戦略によって近くに出店してくるので売り上げは下がる一方、こんなイメージが強いのではないでしょうか。
実際にコンビニを経営してみて、その通りだなと思う事とそうでない事がありました。
お客様もいつも通りご来店いただけて、スタッフもたくさんいてくれる、経費も上手くコントロールできて本部の提案も前向きに取り組めている。そんな経営が安定している時もあります。
その反対にシフトが穴だらけで上手くお店が回っていない、なんとなく不安を感じたり、苦しいと思う時もあります。
そんな時はお客様にも伝わってしまうのか、なんとなくご来店も少なく、廃棄も増えるので本部からの提案にも消極的になってしまう時もあります。
正直な所コンビニ経営はそんな毎日の繰り返しです。
コンビニ経営は難しいか?
はっきり言ってコンビニ経営自体は難しくはありません。
なぜなら全て本部が用意してくれるからです。
当たり前ですが、発注すればおにぎりも弁当も1日に数回きちんと納品されます。
店頭の端末では様々なサービスがあり、チケットの発券からAmazonの代金支払い、
店頭受け取りからメルカリの発送までなんでもあります。
個人でこれらのサービスを用意するのは至難の業です。
また、店舗ごとに担当の本部社員がきまっていて、本部の意思や施策の伝達や店舗で発生するトラブルの解決まで手助けしてくれます。
商店として個人で店舗展開するよりははるかに簡単といえるでしょう。
ただ一つ難しいのは人の管理です。
コンビニは24時間経営なので自分ひとりでは経営できません。
店舗の売り上げにもよりますが、およそ10人程度のスタッフが必要となります。
そのスタッフを集めて、シフトに穴が空かないようにうまく配置します。
その上で各スタッフの能力に合わせた仕事を割り振って、店舗が円滑にまわるように働いてもらいます。
私はこれが一番難しいと考えています。
人手不足や人間関係などの様々な要因が絡んでくるので、一度バランスが崩れてしまうとなかなか元通りには戻せません。
また、スタッフの関係は本部も力を貸してはくれません。
もちろん求人の相談にのってはくれますが、よほどの事がない限りは直接シフトの手助けはしてはくれません。
これはコンビニ経営で最も重要な事なので、この点は常に注意して経営するようにしています。
人の管理が上手にできていれば強いお店が作れます。
1日のコンビニ業務は?
大まかに分けると次の業務があります。
① 接客
② 発注
③ 清掃
④ 売り場つくり
もちろんこれ以外にも業務はありますが、ざっくり分けるとこのような業務が中心となります。
この業務を毎日時間ごとに細分化して行います。
例えば月曜日は9時に出勤したスタッフはトイレと店頭を掃除した後、新商品を並べて販促物をつける。
15時に出勤したスタッフは売り場の補充をした後でお菓子の棚清掃をする。
18時に出勤のスタッフはレジ周りやたばこを補充しながら油を交換したり、床の清掃をする。
22時に出勤したスタッフは揚げ物の什器などを洗った後に発注をする。
といった感じです。
だいたいは店舗で作成したワークスケジュールに沿って行われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事でお伝えしたかったのは、おそらく皆さんの抱いているコンビニのイメージは、全てがそうではないが一つ間違うとそうなりえる、コンビニは決して難しくはない、スタッフの管理がきちんとできる事が重要という点です。
やってみないと分からない事もありますが、やる前に知っておく事で物事が円滑に進む事もたくさんあります。
そんな役に立つ情報を書いていけたらと思います。
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたと私のコンビニライフがより良いものになるように元気出していきましょう!
これからコンビニ経営をお考えの方へ
コンビニ経営ってどんな感じ?
皆さんコンビニ経営についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
多くの方はあまりいいイメージを持っていらっしゃらないのではないでしょうか。
お店は常に人手不足でオーナーは長時間労働を強いられて疲れ切っている、
本部が利益の大半を持っていくので全然儲からない、本部の担当が発注や店舗の事に細かく口出ししてくるので自由がきかない、
近くに他チェーンの出店があったり、同じチェーンでさえドミナント戦略によって近くに出店してくるので売り上げは下がる一方、こんなイメージが強いのではないでしょうか。
実際にコンビニを経営してみて、その通りだなと思う事とそうでない事がありました。
お客様もいつも通りご来店いただけて、スタッフもたくさんいてくれる、経費も上手くコントロールできて本部の提案も前向きに取り組めている。そんな経営が安定している時もあります。
その反対にシフトが穴だらけで上手くお店が回っていない、なんとなく不安を感じたり、苦しいと思う時もあります。
そんな時はお客様にも伝わってしまうのか、なんとなくご来店も少なく、廃棄も増えるので本部からの提案にも消極的になってしまう時もあります。
正直な所コンビニ経営はそんな毎日の繰り返しです。
コンビニ経営は難しいか?
はっきり言ってコンビニ経営自体は難しくはありません。
なぜなら全て本部が用意してくれるからです。
当たり前ですが、発注すればおにぎりも弁当も1日に数回きちんと納品されます。
店頭の端末では様々なサービスがあり、チケットの発券からAmazonの代金支払い、
店頭受け取りからメルカリの発送までなんでもあります。
個人でこれらのサービスを用意するのは至難の業です。
また、店舗ごとに担当の本部社員がきまっていて、本部の意思や施策の伝達や店舗で発生するトラブルの解決まで手助けしてくれます。
商店として個人で店舗展開するよりははるかに簡単といえるでしょう。
ただ一つ難しいのは人の管理です。
コンビニは24時間経営なので自分ひとりでは経営できません。
店舗の売り上げにもよりますが、およそ10人程度のスタッフが必要となります。
そのスタッフを集めて、シフトに穴が空かないようにうまく配置します。
その上で各スタッフの能力に合わせた仕事を割り振って、店舗が円滑にまわるように働いてもらいます。
私はこれが一番難しいと考えています。
人手不足や人間関係などの様々な要因が絡んでくるので、一度バランスが崩れてしまうとなかなか元通りには戻せません。
また、スタッフの関係は本部も力を貸してはくれません。
もちろん求人の相談にのってはくれますが、よほどの事がない限りは直接シフトの手助けはしてはくれません。
これはコンビニ経営で最も重要な事なので、この点は常に注意して経営するようにしています。
人の管理が上手にできていれば強いお店が作れます。
1日のコンビニ業務は?
大まかに分けると次の業務があります。
① 接客
② 発注
③ 清掃
④ 売り場つくり
もちろんこれ以外にも業務はありますが、ざっくり分けるとこのような業務が中心となります。
この業務を毎日時間ごとに細分化して行います。
例えば月曜日は9時に出勤したスタッフはトイレと店頭を掃除した後、新商品を並べて販促物をつける。
15時に出勤したスタッフは売り場の補充をした後でお菓子の棚清掃をする。
18時に出勤のスタッフはレジ周りやたばこを補充しながら油を交換したり、床の清掃をする。
22時に出勤したスタッフは揚げ物の什器などを洗った後に発注をする。
といった感じです。
だいたいは店舗で作成したワークスケジュールに沿って行われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事でお伝えしたかったのは、おそらく皆さんの抱いているコンビニのイメージは、全てがそうではないが一つ間違うとそうなりえる、コンビニは決して難しくはない、スタッフの管理がきちんとできる事が重要という点です。
やってみないと分からない事もありますが、やる前に知っておく事で物事が円滑に進む事もたくさんあります。
そんな役に立つ情報を書いていけたらと思います。
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コンビニ経営ってどんな感じ?
皆さんコンビニ経営についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
多くの方はあまりいいイメージを持っていらっしゃらないのではないでしょうか。
お店は常に人手不足でオーナーは長時間労働を強いられて疲れ切っている、
本部が利益の大半を持っていくので全然儲からない、本部の担当が発注や店舗の事に細かく口出ししてくるので自由がきかない、
近くに他チェーンの出店があったり、同じチェーンでさえドミナント戦略によって近くに出店してくるので売り上げは下がる一方、こんなイメージが強いのではないでしょうか。
実際にコンビニを経営してみて、その通りだなと思う事とそうでない事がありました。
お客様もいつも通りご来店いただけて、スタッフもたくさんいてくれる、経費も上手くコントロールできて本部の提案も前向きに取り組めている。そんな経営が安定している時もあります。
その反対にシフトが穴だらけで上手くお店が回っていない、なんとなく不安を感じたり、苦しいと思う時もあります。
そんな時はお客様にも伝わってしまうのか、なんとなくご来店も少なく、廃棄も増えるので本部からの提案にも消極的になってしまう時もあります。
正直な所コンビニ経営はそんな毎日の繰り返しです。
コンビニ経営は難しいか?
はっきり言ってコンビニ経営自体は難しくはありません。
なぜなら全て本部が用意してくれるからです。
当たり前ですが、発注すればおにぎりも弁当も1日に数回きちんと納品されます。
店頭の端末では様々なサービスがあり、チケットの発券からAmazonの代金支払い、
店頭受け取りからメルカリの発送までなんでもあります。
個人でこれらのサービスを用意するのは至難の業です。
また、店舗ごとに担当の本部社員がきまっていて、本部の意思や施策の伝達や店舗で発生するトラブルの解決まで手助けしてくれます。
商店として個人で店舗展開するよりははるかに簡単といえるでしょう。
ただ一つ難しいのは人の管理です。
コンビニは24時間経営なので自分ひとりでは経営できません。
店舗の売り上げにもよりますが、およそ10人程度のスタッフが必要となります。
そのスタッフを集めて、シフトに穴が空かないようにうまく配置します。
その上で各スタッフの能力に合わせた仕事を割り振って、店舗が円滑にまわるように働いてもらいます。
私はこれが一番難しいと考えています。
人手不足や人間関係などの様々な要因が絡んでくるので、一度バランスが崩れてしまうとなかなか元通りには戻せません。
また、スタッフの関係は本部も力を貸してはくれません。
もちろん求人の相談にのってはくれますが、よほどの事がない限りは直接シフトの手助けはしてはくれません。
これはコンビニ経営で最も重要な事なので、この点は常に注意して経営するようにしています。
人の管理が上手にできていれば強いお店が作れます。
1日のコンビニ業務は?
大まかに分けると次の業務があります。
① 接客
② 発注
③ 清掃
④ 売り場つくり
もちろんこれ以外にも業務はありますが、ざっくり分けるとこのような業務が中心となります。
この業務を毎日時間ごとに細分化して行います。
例えば月曜日は9時に出勤したスタッフはトイレと店頭を掃除した後、新商品を並べて販促物をつける。
15時に出勤したスタッフは売り場の補充をした後でお菓子の棚清掃をする。
18時に出勤のスタッフはレジ周りやたばこを補充しながら油を交換したり、床の清掃をする。
22時に出勤したスタッフは揚げ物の什器などを洗った後に発注をする。
といった感じです。
だいたいは店舗で作成したワークスケジュールに沿って行われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事でお伝えしたかったのは、おそらく皆さんの抱いているコンビニのイメージは、全てがそうではないが一つ間違うとそうなりえる、コンビニは決して難しくはない、スタッフの管理がきちんとできる事が重要という点です。
やってみないと分からない事もありますが、やる前に知っておく事で物事が円滑に進む事もたくさんあります。
そんな役に立つ情報を書いていけたらと思います。
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたと私のコンビニライフがより良いものになるように元気出していきましょう!
②コンビニ経営の目標が決まったら作戦を立てましょう
ちゅんちゃりのコンビニ経営ブログに起こし頂きましてありがとうございます!
今回は「目標が決まったら作戦を立てましょう」というタイトルで記事を書きたいと思います。
コンビニ経営のロードマップの記事に番号を振りました。①からご覧頂くと内容が伝わり易いかと思います。
①の記事はこちら
ちゅんちゃりは最初に2年で3店舗の目標を立てました。
その目標に沿って準備をし、3店の出店をするための作戦を立てました。
1店舗のみで経営していくと決めた場合
この場合で重要なのは、とにかく日商の良い店舗を引き当てる事です。
作戦とは言えませんが納得のいくお店が見つかるまで絶対に妥協しない事です!
何店も案内を断ったりすると罪悪感が芽生えたり、次の案内が来ないんじゃないかって思いがちですがそんな事はありえません。
どこのチェーンも新規の加盟者の獲得はチェーンの成長のために不可欠です。
だって既存の加盟者さんもいつかは年を取ってお店を手放す日が来ますから。
加盟者が減るばかりでは成り立たないので、新規加盟者さんは本当に大切です。
加盟チェーンと契約形態にもよりますが、だいたい1日の売り上げが加盟チェーンの平均日商もあれば十分に利益が残せると思います。
もし最初に低い日商の店舗で加盟してしまうとかなり厳しい経営になります。
使える経費が限られているので、夫婦2人でシフトに入り続けなければ生活もままならない状況もありえます。
その場合は、複数店経営に考えを切り替える必要も出てくると思いますが、2店舗目の初期費用の捻出も難しくなりますし、精神的な疲労から2店舗目を考えられなくなってしまう可能性もあります。
ちなみに、もし契約前にチェーンの平均日商を越えるようなの売り上げが見込めて、近くに競合店の出店するような場所がない店舗が経営できそうであれば、1店舗のみの場合は多少無理してでも契約形態は上の契約にするべきです。
理由は本部のフィー(本部の取り分)の仕組みにあります。
加盟金の安い契約では、利益が上がるほどフィーも上がっていきます。
逆に契約形態が上にいくとフィーが下がっていくようにできています。
一度契約すると本部の定める期間が来るまでは契約形態の変更はできません。
しっかり最初に利益の計算と初期費用を把握してから契約形態を決めましょう。
2店舗以上の複数店を目指す場合
この場合はまず加盟チェーンをどこにするかと資金の捻出をどうするかを考えなければいけません。
ここでちゅんちゃりが加盟前に考えた作戦を書いてみたいと思います。
①加盟チェーンをどこにするか?
ちゅんちゃりが加盟チェーンを決定する時に最も重視したのは、すぐに複数店がやらせてもらえて、経営できる店舗が自分の住む地域にあるか、という点です。
当時最もチャンスがあったチェーンは「ファミリーマート」でした。
ファミマの統合で何が起こっていたかというと、店舗の再編と加盟者の契約変更です。
サークルKサンクスのオーナーさんの中には、少なからずサークルKサンクスだから経営していたという方がいらっしゃったはずです。
加えて統合の時に契約を更新するかどうかを選択できた事も知りました。
その結果店舗に空きが出てくる可能性があると考えました。
この記事をお読みの今、コンビニ業界がどんな構図になっているかはわかりませんが、複数店を経営するのであれば、状況を分析して空きの店舗があるかどうかを調べてから加盟チェーンを決定する必要があります。
ちゅんちゃりは説明会で必ず開発担当に
「地域に新店の予定がどれぐらいあるか、契約満了などの理由などで店を手放す事を考えている加盟者さんはいるか」
を質問していました。
無知でいってしまうと、複数店ができる可能性が低くなるばかりでなく、加盟者がつきにくい店舗の紹介を受ける事にもなりかねません。
②開店資金をどうするか?
私事ですが、ちゅんちゃりは加盟時にはほとんどお金を持っていませんでした。
子供が生まれたり、引っ越しをしたりでかなりの金欠でした( ;∀;)
全てをかき集めてかろうじて1店舗を一番下の契約形態でやれるかどうかしか資金はありませんでした。
しかし作戦があったので2店まではほとんど借入をせずに出店できる確信がありました。
2店舗目までの経営なら1店舗目の費用だけでできる可能性が高いです。
その意味は、1店舗目の経営が良好ならば、2店舗目は1店舗目の利益等で捻出できる、という意味です。
ちゅんちゃりはそれがどれぐらいの金額になるかを計算した上で不足分だけ借入をする事にしましたが、1店舗目のシフトを入りまくったおかげでなんとか自己資金で用意できました。(その代わり育児ができなくて妻を怒らせましたが、、、。)
詳しく説明したいと思います。
1、コンビニは会計上資産が貯まっていく
コンビニの月の利益の配分について少し触れたいと思います。
営業の総利益からまずは本部のフィー、経費、加盟者に入る分を差し引きます。
その後、本部の補填金(セブンでしたら80%のロス負担や奨励金など)を足してその残りが全て加盟者に入るわけですが、加盟者に入るだけであって、全て現金化する事は最初はできません。
残った利益はひとまずストックされます。その中から決められたパーセンテージを定期的に引き出す事ができます。
どうしてそうなっているかというと、赤字の月が出たら赤字分がそのストックから減る事で月の加盟者の取り分が捻出されるようになっているからです。
説明が長くなってしまいましたが、2店舗目の出店の際にそのストックが貯まっているならそれを移動という形で支払う事もできます。
コンビニ経営に携わった事がないと利益計算は難しいと思います。
また違う記事でその計算方法はご説明したいと思います。もし質問があればお問い合わせを頂けたらお答えしたいと思います。(他のご質問も待ってます!!)
2、新規個人事業主は2年間の消費税の免除が受けられる
国の制度で、新規個人事業主は2年間の消費税の免除が受けられます。
事業が軌道に乗るまでは消費税は免除するので頑張ってくださいね、という制度なんですが、これがかなりの金額になります。
ちゅんちゃりの店舗は3月オープンでしたが、12月までで60万程度になりました。
これが2年あるのでかなりの金額になります。
※減免が受けられるのは事業開始月から2年ではなく、開始年度のその月から2年になります。3月オープンなら初年度3月~12月までと次年度の1月~12月となります。
これかなり資金として使えます。
ちゅんちゃりが出店を急いだ理由はここにあります。
免除期間に店舗が増えればその分だけ消費税も増えます。
しかし、消費税の免除にも注意が必要な点があります。
その消費税は所得として計算されますので、確定申告の際には申告が必要となります。
次の年に来る所得税や住民税、国民健康保険が高くなりますのでそれも頭に入れて資金繰りが必要になります。
まとめ
①1店舗のみでずっと経営するならとにかく高日商に当たるまで妥協しない。
②複数店を目指すなら、どれぐらいの期間で複数店をやらせてもらえるのか、やれそうな店舗が希望する地域にあるのかをはっきりさせる。
③資金計画を計算に基づいて立てる。
今回の記事は以上になります。
これはまだ作戦の本当に最初の最初です。これからまだまだ書いていきますので、是非引き続きご覧ください。
また、読者さんのご登録を頂けたらとても嬉しいです!
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確認必須!コンビニ経営はできない可能性もあります。
ちゅんちゃりのブログに起こし頂きましてありがとうございます。
今回は「コンビニ経営をできない可能性」について書きたいと思います。
最近は加盟者不足が顕著に出てきているコンビニ業界ですが、この条件を満たさないと加盟(経営)できない条件がいくつかあります。
それは改善すれば加盟できるものから、一発でアウトになる条件まであります。
まとめてみましたので経営を考える前に一度確認してみてください。
絶対に加盟できない条件
税金の滞納
過去3年以内に税金の滞納処分を受けてしまっている場合は加盟できません。
理由は申請時に必要な納税証明書が発行できないので、お酒の販売許可がもらえないからです。
酒税は国税に該当します。税金の滞納がある方は、酒税を払うという信用がないと判断をされるようです。
コンビニの売り上げの中でお酒とたばこはとても重要です。
お酒はカウンターフーズや菓子、つまみなどの食品との併売が見込めます。また、お酒がなければそもそも客数自体に影響が出ます。
国籍が日本ではない
日本に永住する権利を持たない外国籍の方は加盟できません。
オープンした後に国に帰ることになっては困るからです。
配偶者が日本人であったり、配偶者が永住権をもっている場合は可能です。
加盟に必要な資金が用意できない。
本部は契約前に必ず加盟に必要な資金があるかを口座の在高証明書で確認します。
それが用意できなければ加盟は難しいでしょう。
また、原則としてコンビニ経営は自己資金のみで開業が条件です。
借入をして加盟すると、万が一開店後に利益が上手く出せなかった場合に首が回らなくなるからです。
そのあたりも生活費等を記入したライフプランを加盟前に提出を求められ確認されます。
また、本部の提示する加盟金の他に、意外に多くのお金がかかります。
①初めての利益が入るまでの生活費(5、60万)
②酒類販売免許の申請費用(3万)
③食品営業許可証申請費用(ざっくり8万)
④店舗備品購入費用(場合によります)
私の店舗ではだいたい本部②~④で20万程度かかりました。
その他、防犯カメラを中古で買い取ったので本体と取り付けに60万ほどかかりました。
ですが、チェーンによっては様々な融資制度や費用の免除も用意されていますので、加盟の際に検討してみると良いでしょう。
共同経営者、連帯保証人が用意できない
コンビニ経営は原則として、コンビニ業務に専従できる三親等内の血縁関係のある共同経営者が必要になります。また、連帯保証人も必要となります。
この拘束力はかなり強力で、万が一死別や離婚となった場合には契約上は次の共同経営者を立てないと契約解除となります。
ポイントになるのが専業で従事するという点です。要は副業はダメですよという事です。加盟の時にはこれが非常に厳しく感じました。
例えば、家計がコンビニの収入のみになってしまった場合、かなり本部に対して立場が不利になってしまうからです。
ただし、契約形態によっては必要のない形態があったり、インターン社員独立制度を利用するなど、共同経営者が必要ない場合もあります。
※追記
重要な事を書くのを忘れていました!
加盟必要書類には、健康診断の結果が含まれます。結果次第では加盟を断られる可能性もあります。
2店舗目を出店の際に、雇用店長の結果が腎臓機能でひっかかってしまった事があります。
その時は医師に「コンビニ業務を遂行するのに支障はありません」と文言を入れて頂きました。
コンビニは健康管理が本当に大事です。私もコンビニで働いてから順調に太り続けています。
実際、経営者で糖尿の方も多いと聞きますし。
加盟時だけでなく、定期的な健康診断は不可欠だと言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この条件が一つでも当てはまるならコンビニ経営はかなり難しくなります。
無理して始めても上手くはいきません。問題を解決してから加盟を検討しましょう。
しかし反対に上記の条件さえクリアできればほとんど加盟できると言えます。
チェーンによって条件は大きく異なってきます。
ホームページで確認してみて疑問があれば各社相談窓口がありますので質問してみると良いでしょう。
①コンビニ経営をどこまでやるか決めましょう、作戦を立てる準備をします
ちゅんちゃりのブログにお越しくださってありがとうございます。
今回は「コンビニ経営をどこまでやるか決めましょう、作戦を立てる準備をします。」
というタイトルで書きたいと思います。
コンビニ経営の目標を決めましょう!
コンビニを始める事を決心したら、まず最初にやるべきなのはコンビニをどこまでの範囲でやるか、を決めなければいけません。
それには将来どうなりたいかを決める事も必要になります。
コンビニ経営にはいくつかのパターンがあります。そのどれが自分のやりたい事なのかをはっきり決めてください。
①1店のみをずっと共同経営者と経営をする。
②2店を自分と共同経営者で1店ずつ経営する。
③3店を自分、共同経営者、雇用店長とで経営する。
④4店以上を雇用店長を増やしながら経営する。
⑤コンビニ経営を足掛かりにいつか他のビジネスをする。
まだ細かく分ければいくつもありますが、だいたいこのパターンに当てはまります。
まずはこの中から目指す所を決めましょう。
各パターンのメリットとデメリット
この各パターンにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
※以下のデメリットに関しては、売り上げが高い店舗の場合はカバーできる可能性があります。売り上げによって使える経費に差がある為です。また、加盟するチェーンによっても差が出ます。
①1店のみをずっと共同経営者と経営をする。
メリット
・1店舗分の初期費用で開店する事ができる。
・1店にずっといるので地域に密着しやすい。
・シフトの大半に自分たちが入るので、スタッフの人数が少なくて済む。
・長時間働くスタッフが少なくて済むので、社会保障や残業代などの経費が安く済む。
・税務処理が比較的わかりやすいので税理士がいなくても対応できる。
デメリット
・競合店ができて売り上げが下がったときに対応が難しい。
・ずっとシフトに入っていなければいけない。
・スタッフが少ないため、上手く採用しないと欠員に対応できない。
②2店を自分と共同経営者で1店ずつ経営する。
メリット
・競合ができた時に対応がしやすくなる。
・経費の振り分けができるようになる
(例えば日商の高い方に用度品を発注させて持っていくことで、もう1店の経費を軽くしたり、給与の分散や労働保険料などの分散も考えられます。)
・2店間でスタッフの助け合いが可能になる。
デメリット
・1店→2店では収入は思ったほど増えない。
(基本は自分か共同経営者が1店舗目から抜けてしまう為、1店舗目の人件費が上がり利益が減るので。)
・経費が倍になる。
・1店に集中するのが難しくなる。
・スタッフのトラブルも多くなる。
③3店を自分、共同経営者、雇用店長とで経営する。
メリット
・3店目から安定して収入が増える。
・使える経費が増えるので経営が楽になってくる。
(人件費に投資すればスタッフが集めやすくなるし、自分がシフトから抜ける事もできる。廃棄に投資して店のボリュームを保つ事もできる。)
・このあたりから法人化も見えてくる。
デメリット
・雇用店長が退職した場合、大きな穴を埋めるのに大変苦労する。
・年末、年始、GWなどの対応策が必ず必要になる。
・スタッフ間の問題に気付きにくくなってくる。
・店舗間の移動に時間が取られる場合がある。
④4店以上を雇用店長を増やしながら経営する
メリット
・一定の店舗数を出すと、本部からフィーの軽減措置などが受けれるようになる場合があります。
・3店舗目で起きた事が店舗を増やすごとに増長されていきます。
デメリット
・3店舗目で起きた事が店舗を増やすごとに増長されていきます。
以上が全てではもちろんありませんが、実際に3店舗を経営してみて感じた事です。
余談ではありますが、人手不足は何店舗になっても解決はしません。
前職では数十店舗の規模の会社に勤めていましたが、人材不足はどれほど力を入れても解決できませんでした。常に募集をかけて、会社に新しい血を輸血し続けている感じでした。
どうして最初にコンビニを経営する範囲を決める必要があったのか?
これは最初に決めなければいけない明確な理由があるからです。
それは決めておかないとそこにたどり着く手段がわからなくなるからです。
私は複数店経営が目的でしたので、経営を始める際に最初にいろいろ調べました。
地域に出店予定の店舗はどれだけあるか、それがいつ出店予定なのか、そもそもこのチェーンは実力次第ですぐに複数店をやらしてもらえるのか、地域の時給はどれぐらいなのか(近隣のスーパー、居酒屋なども含めて)、 2店舗目はいくらで出店できるのか、有力なオーナーさんはいるか、などです。
そもそも2店舗目を希望しているのに、出店がないのでは話になりません。
また、2店舗やりたいのに資金が1店舗分しかないなら、用意する方法を考えなくてはいけません。
他にもたくさんの準備が必要になります。
最初に決めずに出店すると、いざチャンスが巡ってきた時に良い返事ができません。
そうなると条件の良い店舗は力のある加盟者さんへと話しが流れていきます。
そしてチャンスが生かせなかったばかりでなく、本部の開発担当からはまだあの加盟者さんは2店舗の管理をする力はないかもしれないな、準備がまだできてないかな、といった印象で見られてしまいます。
こいいった理由で経営の範囲を決める必要があります。
それが決まったら、次はそこへ向かう作戦を立てるだけです。
1店の経営でも自分と家族の生活と、スタッフの生活を守るためにどうするかの予測を立てておかなければいけません。
まとめ
今回の記事では
①経営の範囲と、目標を決める。
②それを実現する為に情報を集める、作戦を立てる準備を整える。
という記事を書きました。
実際1店舗目はオープンしてから1年で半径1㎞以内にセブン、ローソン、ミニストップ、激安スーパーが建ちました。たった1年で環境が激変したんです。
しかし、ちょうど1年で2店舗目を出せていたので、売り上げのダウンになんとか耐える事ができました。
どんな状況でも解決する方法や、耐える手段というのはあるものです。
ですが、それには日ごろの準備が不可欠になります。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
第1話 帰ってきた謎の店員
それは3号店をオープンして二週間が経った頃の事でした。
ある晴れた日の昼下がり、お店のピークも落ち着いた13時頃に突然お店の電話が鳴りました。
「○○運送ですが、このたびは本当にお騒がせして申し訳ありませんでした。今後このような事がないようにいたします」
電話で運送会社さんは、そういってひたすら謝り続けていました。続けて、、、
「しかしこのような事がまたないとも限りません、できる限り今後はそちらの店舗の利用は控えてさせて頂きます。」
内容が全く掴めないまま話を伺っていると、次第に話が見えてきました。運送会社さんによると、、、
・先日ドライバーさんが買い物を終えて車に戻った所、うちの従業員がアイドリングがうるさいと注意しに行ったらしい。
・その後、運送会社さんにも電話があり同様の注意を受けた。
との事だった。
私は困惑して、その時はうちの従業員ではない可能性がある事、その件についてお店で調べる事、お店は迷惑を受けたりしていない事、またのお越しをお待ちしています。それをお伝えする事しかできませんでした。
説明が遅れましたが、私の経営している3号店は、もともと既存店として営業していたのを切り替える形で経営をさせて頂きました。
その為、スタッフの多くが前から働いている方にそのまま残ってもらっています。
次の日に、ベテランのスタッフに昨日こんな事があって、と事の次第を話ました。
スタッフの顔が少し暗くなり、一言こう言いました。
「戻ってきてたんだね」
今思えばこの時にもっと深刻に受け止めて、対応をしなければいけませんでした。
つづきます
ちゅんちゃりがコンビニやってます!
初めまして、コンビニ経営者のちゅんちゃりです。
ちゅんちゃりのブログにお越し頂いた上に、プロフィールまでご覧頂けてとても嬉しいです!
ブログでいろいろ書いてるけどあなたは誰なんだ?となると思うので簡単な自己紹介をさせてください。
ちゅんちゃりって誰?
ペンネームのちゅんちゃりは下の娘のあだ名から付けました(*^-^*)
1982年2月4日生まれ、妻、長女、次女の4人家族です。
生まれも育ちも愛知県です。
性格はまあまあ適当で、物を片付けるのがとても苦手です。
ブログも初めてで文書を書くのに慣れていないせいか、真面目でカチカチの文面になってしまいがちです。でも普段はスタッフと冗談を言い合ってたり、仕事も適度にサボりながらやるような性格です。自分が話すより聞く方が好きです。
大手三大チェーンのうちの一つに加盟しています。
2017年3月の新規加盟から2年で3店舗を出店しました。
コンビニ経営の経験を良い事も悪い事も隠さずに書きたいと思っています。現役でオーナーをしている為やはり発言にFC契約の制限がかかってくる可能性があります。できるだけありのままを書く為に、匿名と加盟チェーンは伏せてブログを書く事をお許しください。
また、シフトの関係で深夜や早朝にブログを更新する事があります。時間は変動しますが、日があまり空かないように更新したいと思います。
コンビニ歴
大学生の頃に実家近くのファミリーマート(FC)でアルバイトを始めたのがコンビニとの出会いです。
就職活動で大手コンビニを4社受けるも全滅、地元のスーパーへ就職して4年で退職し、1年間マンガ喫茶などのアルバイトをした後また近くのファミリーマート(直営)で夜勤で働き出しました。
勤務を始めて4か月後、その店舗のFC化が決まり、その際にそのフランチャイジーの社員として採用されました。
そこでは夜勤社員として半年勤務した後に店長を任され2年経営を任されました。
その後、愛知県下の系列店7店舗を管轄する統括としてそこで働く店長さん、スタッフさんの管理に携わりました。管理した店舗の平均日商も幅広く、上は70万から下は25万までありました。
結婚と妻の出産を期に独立、2017年3月に1号店をオープン、2018年2月に2号店、2019年2月に3号店をオープンしました。
どうしてコンビニを経営しようと思ったか?
人生でまともに働けたのがコンビニだけだったからです!コンビニしかやっていける自信がありませんでした。
もともと独立を考えていたので、様々なFCも探してみましたが、自分の現状と照らし合わせて準備の期間や加盟金の額や、店舗の位置などからコンビニに決めました。
それに、会社員として上司の指示に従って働く事も向いていないと思いました。
今まであまり誰かの指示の元で働く環境になく自由に働いていたからです。
また、失敗の悲惨さも知っていますが、コンビニ経営が成功すれば会社員の何倍も稼ぐ事も知っていましたので、コンビニ経営に可能性を感じて決めました。
これからの目標
店舗数を2店増やして5店にしたいと考えています。
今は個人事業主ですが、3年以内に法人化を目指しています。
目標であり夢なのが、ブログを通じてたくさんのオーナーさんや新規加盟者さんと交流を深めたいです。チェーンの壁を超えたコミュニティを作りたいんです。
情報や意見の交換を始め、辛い事や困った事があれば、コミュニティの誰かが答えたり、皆で支え合えられるような仕組みを作りたいです。
妻の紹介(共同経営者)
※自己紹介の内容は妻の同意と監修の下で書きました。
妻の自己紹介もさせてください。この先たびたび登場します。
歳は私の2つ上で出身は生まれも育ちも三重県です。性格は明るくてはっきり物を言う性格です。悩んだりした時は良き相談相手になってくれますし、私の間違っている点をズバッと言ってくれます。
彼女には生まれつき血液の遺伝子異常があります。血が凝固したりさらさらになりすぎたりコントロールが上手くできない病気です。
それが原因で22歳の時に脳深部静脈洞血栓症を発症し、意識を失いました。
2か月の昏睡状態を経て意識を取り戻しましたが、脳に深刻なダメージを受けてしまったため、左半分が動かなくなってしましました。視野も半分ないし、耳も左が聞こえません。
それでもひと月近いの店長研修を受けてしっかり資格を取ってきてくれました。
妻には感謝でいっぱいですし、尊敬しています。
仕事は主に店舗の掃除とPOP作りを中心にやってくれています。
シフト自体に入る事はありませんが、お店が賑やかなのは妻の活躍があってです。
・妻が作ったPOPです。ひと月で200個売れました(^^)
以上が簡単ではありますが自己紹介です。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。